欧米各国 政教日記

124話 第四、英国ロンドン紀行の部 第一二四、英国の国会議員

383字 約1分 2012年10月21日 公開

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 政教子、一日国教宗の僧に面し問うて曰く、貴宗の僧侶は国会議員になることを得るや。僧答えて曰く、教正は上院に列席することを得といえども、一寺の住職たるものは選挙権を有して被選挙権を有せず。他日、非国教宗の僧侶に面し問うて曰く、非国教宗の僧侶は国会議員になることを得るや。僧答えて曰く、選挙権および被選挙権を有すること、町村の人民に異ならず。重ねて問うて曰く、国教宗の僧侶は被選挙権を有せず。しかして貴宗の僧侶は選挙権を有するはいかん。僧曰く、国教宗は二十六人の教正上院に列席するをもって、別に国会議員となるを要せず。かつ、国教宗の寺院は政府の役所の一部分のごとく、住職は官吏の一人のごとく、政府の保護を受くるといえども、わが宗はさらに政府の保護を受けず、その僧侶は純然たる平民の資格を有するものなり。ゆえに、その国会議員となるの資格もまた、平民同様ならざるべからず。

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