欧米各国 政教日記

181話 第七、イタリア紀行の部(付ギリシアおよびトルコ) 第一八一、法王参拝

264字 約1分 2012年10月21日 公開

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 ローマはローマ宗大本山の地にして、法王の住する所なり。しかれども、法王には通常の人、容易に謁見することを得ず。年中、大祭日もしくは大祝日を除くのほか、法王は礼拝堂に臨席することなし。臨席の節も、衆人容易に法王に接見することあたわず。当日入場のものは特別の許可を得るを要し、かつ礼服を着用せざるべからず。しかして平日は法王深殿中に起居し、絶えて市中に出ずることなし。ゆえに、大祭日にみずから礼壇に上りて供養をなすに当たりては、満堂随喜の涙にむせび、感泣の声四隣に聞こゆという。あたかもわが真宗信徒の、その法主を拝するに異ならず。

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