欧米各国 政教日記

265話 第一〇、インド洋帰行の部 第二六五、流行品の交換

268字 約1分 2012年10月21日 公開

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 政教子曰く、当時日本の物品大いに西洋に流行し、室内の装飾に日本の美術品を用いざるもの、はなはだ少なし。これに反し、日本の室内には西洋の美術品を用いざるもの、またほとんどなし。これ、すなわち流行品の交換なり。流行品の交換ひとり美術品に限らず、学問、宗教また大いにその傾向あり。日本には近時、喋々としてヤソ教を説くものあり。しかるに、西洋には続々ヤソ教を攻撃する論者起こり、大いにその勢力を減殺するに至れり、しかしてその結果、仏教を主唱するもの次第に加わるに至る。ゆえに余おもえらく、将来東西の間に、物品の交換とともに宗教の交換あるべし。

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