貴種誕生と産湯の信仰と

折口 信夫 完結 全1話 3,869字 約8分 2004年1月11日 更新

一 貴人の御出生といふ事について述べる前に、貴人の誕生、即「みあれ」といふ語の持つ意味から、先づ考へ直して見たいと思ふ。 私は、まづ今日の宮廷の行事の、固定した以前の形を考へさせて貰はうと思ふ。有職故実の学者たちの標準は、主として、平安朝以来即、儒風・方術の影響を受けた後の様式に…
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初出 — 「国学院雑誌 第三十三巻第十号」1927(昭和2)年10月

底本: 折口信夫全集 2(中央公論社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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