うつせみ

樋口 一葉 完結 全1話 8,099字 約16分 1997年10月15日 更新

(一) 家の間數は三疊敷の玄關までを入れて五間、手狹なれども北南吹とほしの風入りよく、庭は廣々として植込の木立も茂ければ、夏の住居にうつてつけと見えて、場處も小石川の植物園にちかく物靜なれば、少しの不便を疵にして他には申旨のなき貸家ありけり、門の柱に札をはりしより大凡三月ごしにも…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「讀賣新聞」1895(明治28)年8月27~31日

底本: 日本現代文學全集 10 樋口一葉集(講談社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

この作品には別の底本もあります — 樋口一葉全集第二卷(新世社)、にごりえ・たけくらべ(新潮文庫、新潮社)

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