鏡花との一夕

折口 信夫 完結 全1話 3,184字 約6分 2004年1月14日 更新

他人にはないことか知らん。――私には、あんまり其があつて、あり過ぎて困つた癖だと、始中終それを気にして来た。聞いては見ぬが、大勢の中には、きつと同じ習慣を持つて居ながら、よく/\の場合の外、其に出くはさずじまひになる人が、可なりの人数はあるはずだと思ふ。 歩き睡りと言ふ、あれであ…
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底本: 折口信夫全集 32(中央公論社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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