ノベリズ
書いて、読む
山本 和久三 完結 全1話 615字 約1分 2025年10月5日 更新
狭い通りであつた。天気が続くと、ぽか/\の砂埃が靴の踵を没すばかりの道だつた。左側には小つぽけな商家や住宅が軒を接してならんでゐた。右側には乱杭式の木柵が不規則に立つてゐた。人力車がやつと擦れ違ふほどの、其狭い道路を肥車の列が朝から晩まで絶えなかつた。六角橋や小机方面から市街への…
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底本: 日本随筆紀行第八巻 横浜 かもめが翔んだ(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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