幕末維新懐古談 16 その頃の消防夫のことなど

高村 光雲 完結 全1話 2,037字 約4分 2006年3月23日 更新

江戸のいわゆる、八百八街には、火消しが、いろは四十八組ありました。 浅草は場末なれど、彼の新門辰五郎の持ち場とて、十番のを組といえば名が売れていました。もっとも、辰五郎は四十八組の頭の内でも巾の利く方でした。 いうまでもなく、消防夫は鳶といって、梯子持ち、纏持ちなどなかなか威勢の…
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底本: 幕末維新懐古談(岩波文庫、岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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