弟を葬る

徳富 蘇峰 完結 全1話 8,442字 約17分 2015年3月1日 更新

皆様、兄が弟を葬ると云ふ事は極めて不自然な事であります。又た其葬る場所に於て、兄が弟に就てお話をすると云ふ事も、恐らくは不自然の事であらうと思ひます。併し私が茲に一言申しますことは、単に御座なり義理一片の弔辞ではないのであります。茲に立ちまして、弟の遺骸の前に立ちまして、併せて皆…
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底本: 弟 徳冨蘆花(中央公論社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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