十勝の朝

中谷 宇吉郎 完結 全1話 1,670字 約3分 2022年5月7日 更新

機会があったら今一度行ってみたいと思うものは、十勝岳の真冬の景色である。もう五年も前の話になるが、雪の研究のためと言って、二冬続けて、五度ばかりも十勝岳へ行ったことがある。 十勝岳といっても、落着く先は、いつも中腹千メートルあまりの高さの所にあるヒュッテであった。そのヒュッテは、…
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初出 — 「新風土」1938(昭和13)年2月

底本: 科学以前の心(河出文庫、河出書房新社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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