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三木 露風 完結 全1話 1,408字 約3分 2022年6月23日 更新
たぐひ稀なうつくしい光をはなつ今宵の月よ。八月十四日の盆の夜に、天心にあつてさやけく照り満ち、そゞろに秋の思に堪えざらしめる。その思、歓びに似て歓びでなく、哀しみに似て哀しみでなく、たゞ哀歓交々心胸を往来して、白月の秋風と共に我胸に入つて漂蕩ふこゝちがする。予は宵の程は、しばらく…
これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る
初出 — 「牧神 創刊号」1920(大正9)年10月16日
底本: 三木露風全集 第3巻(日本図書センター) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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