冬の庭

室生 犀星 完結 全1話 2,712字 約5分 2013年4月27日 更新

冬になると庭を眺める時がすくない。霜で荒れた土の上に箒をあてるといふわけにゆかないから、秋晩くに手入れを充分にして置かなければならない。この手入れさへ怠らなかつたら冬ぢゆうそのままにして置いてもよい。木の葉なぞも綺麗に掃き取つておけば、乱れるといふことはない。冬の庭の味ひの深いの…
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底本: 花の名随筆12 十二月の花(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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