文学的自叙伝

林 芙美子 完結 全1話 8,718字 約17分 2004年9月6日 更新

岡山と広島の間に尾の道と云う小さな町があります。ほんの腰掛けのつもりで足を止めたこの尾の道と云う海岸町に、私は両親と三人で七年ばかり住んでいました。この町ではたった一つしかない市立の女学校に這入りました。女学校は小さい図書室を持っていて、『奥の細道』とか、『八犬伝』とか、吉屋信子…
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初出 — 「改造 昭和10年8月号」1935(昭和10)年8月1日発行

底本: 林芙美子随筆集(岩波文庫、岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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