私の生まれた家

中谷 宇吉郎 完結 全1話 1,385字 約3分 2013年2月8日 更新

私の郷里は、片山津という、加賀の温泉地である。今は加賀市になって、国際観光ホテルもあり、近くに立派なゴルフ場もある。まるで昔日の面影はない。しかし私が生まれた頃は、北陸の片田舎の小さい部落であった。村ともいえないところで、本当の地名は、作見村字片山津小字砂走である。村の下の字、そ…
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初出 — 「朗」1961(昭和36)年4月1日

底本: 中谷宇吉郎随筆集(岩波文庫、岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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