ノベリズ
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正岡 子規 完結 全1話 1,276字 約3分 2003年9月19日 更新
時は明治卅二年七月十二日夜、処は上根岸の某邸の構内の最も奥の家、八畳の間の真中に病の牀を設けて南側の障子明け放せば上野おろしは闇の庭を吹いて枕辺の灯火を揺かす。我は横に臥したる体をすこしもたげながら片手に頭をさゝへ片手に蚊を打つに余念無し。 午後八時より九時迄 北側に密接してある…
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底本: 日本の名随筆25 音(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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