三十五氏

長谷川 時雨 完結 全1話 1,643字 約3分 2003年8月22日 更新

直木さん、いつまでも、三十一、三十二、三十三、三十四とするのときいたら、うんといつた。でも、三十五氏はまだいいが、三十六、三十七、三十八、それから三十九はをかしい。みそくふなんて味噌ばかりつけるやうで、まだ三十五氏の方が好いと言つたら、例の、毛の薄い頭の地まで赤くして顎を撫でなが…
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底本: 草魚(サイレン社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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