14話 〔原稿用紙に〕 七月初旬
読み方を変える
○「積極的意義」を、ブルジョア革命の時期として理解しようとするもの多数であるという話。過去のあやまった党の反封建主義がしんとうしている。哲学でさえも。当面の課題を回避しようとする人々の理論づけ。
○金をつくる人が一家の中で一つのかたまりの中でえばるという現象のブルジョア性について。
○党内闘争にだけ目をとられて、日本の解放運動全般についての着目を失っている人々の「動き」
二月二十三日 木曜
宮本出発
四月七日 金曜
日本地質学会総会
全世界に平和声明
四月八日 土曜
かえる
四月二十八日 金曜
中央委員会第一日
五月一日 月曜
60万人の統一メーデー
五月三日 水曜
党内闘争を論ず、“劉少奇”
これをのせて、ボルシェビキ的〔二、三字分空白〕の中から官僚主義批判をのぞく。
五月六日 土曜
九州へ出発
七月六日 木曜
アメリカ軍司令命発表
戦車が四十台が七月五日の朝早く
損失を蒙らせた
三七度線南西へ進出、
プラーグのジャーナリスト連盟、
mアカハタ発禁を基本人権蹂リンという、
七月七日 金曜
北京人民日報「日本人民闘争の実情」
ストラスナーヤーの発 100 回以上
十日間の「総合戦果」22米キおちた
北天安に出た、
33.5°
七月八日 土曜
33.7、熱射病がおこる。
午後一時リン時ニュース
マック、吉田に国家地方ケイサツ七万五千のどこへでも動かせる政府直属よび隊、海上保安隊八千増強要請、勝手に「政令」でできる。
○きょうは34°ぐらいになるそうですよ
34°て何度、マア九十五度よ
七月九日 日曜
北鮮軍と云われていたが、きょうから共産軍と放送されはじめた。
天安でぶつかって、アメリカ精鋭部隊が動いている、トルーマンは、朝鮮が永びくもの、というきっかけで徴兵法
○マックアーサーが連合軍指揮に当っているから日本人が朝鮮の戦下に参加するのは国連のケイカクにさしつかえない。
七月二十六日 水曜
久保田さんのカット、新日本文学
七月二十八日 金曜
二十九日、カットの約束
八月一日 火曜
お見舞
八月二十九日 火曜
早起きしてまた眠る。
八月三十日 水曜
全労連、突然解散、土橋はじめ十二名パージ
岩崎に『平和をわれらに』原稿わたす。
八月三十一日 木曜
『読売』、新日本文学会グループの声明を発表した。(一部分)
九月一日 金曜
『毎日新聞』
二百十日平穏
板垣正(26)転向声明を発表、自由労働者の生活をしていた。もつものに非ず
郵逓、農村三千人の赤パージ(予定)
区委員会から新日本文学について詰問。
九月三日 日曜
ゆうべからきょう夕方前までは日曜日
のこちゃん来訪
九月四日 月曜
区委員会から返事大いに立腹する、そして
何年ぶりかで本棚を整理する
九月九日 土曜
区委長の御来訪、二時すぎから七時まで。かたくて小さいネジの典型。
九月十四日 木曜
窓のすき間におぼろ月
のぞいていいじいさんの面でもなし
九月十六日 土曜
かあちゃんのくさむしり、一本二本
九月十七日 日曜
おやじ草むしり
アサかけこみ びっくり敗亡
九月十八日 月曜
窓の右角 なぜ竹うった
○魚やのつけをもって御用きき
二階へ
九月二十一日 木曜
「道標」おしまいから一つ半前まで。
九月二十四日 日曜
婦公、「傷だらけの足」19枚
すっかり仕事がすんで、本当に休めるときはなんとたのしいでしょう。
九月二十五日 月曜
アサとぶボールをおっかけて、“外野”“ネットバック”なかなか活躍。“ナイスボール!”
ホーラ、アサ! こういうときはお前がいいんだ、一度ごとのホメことば。夜十時、虫の声、アナトール・フランスの「赤い百合」、テレーズは優美かもしれないが下らない。アナトールの婦人カン
九月二十六日 火曜
少しゆうべから怪しかったところ、すっかりこわばってしまった。
ガノ公と話していたら目の前にドラやきがあるのにそれどころでなし
夜痛んで首をふりふりひとり治療
九月二十七日 水曜
『新女苑』、急なことを云ってかけるかどうか。
五郎やん、
夜、床が体をはじき出すように苦しく、おきたりねたりかがんだりさまざま
九月二十八日 木曜
思ったより早くよくならない。牛乳、トースト、おかゆにさしみ、よる飯一杯、あんかけのつゆ、あじのやいたの
大しかられ。一言もなし、落雷ひとまわりして。
84°あった。キヨ子さん体温はかった由、あつくて変だ、と。
十月一日 日曜
たか子クラブの会
岩崎、原稿のこと。
十月二日 月曜
雨の夜、これだから傘が二本いるね
十月三日 火曜
午後哲学の話
男ものの単帯、角帯は似合う
夕飯急にたか子たち来て、九時に立つ、べん当もつくれず。
一日のうちのことと思えず
十月四日 水曜
チクマに手紙
十月五日 木曜
池島のところへ手紙をかいた。こういうことを思いつかなかったというのはバカだった。
Yちゃん帰る。実に重荷がおりた。
十月六日 金曜
寿のところへ宮下―矢野の娘、音楽の譜のことについてお目にかかりたい、と。
文秋、田川
それで伴からのぞく、細面の男というのの見当がついた。旧特高全部イキている。
十月七日 土曜
春日正一名古屋でつかまった。大阪からつけられて。
午後四時ごろ号外のベルの音。何だろうかと思いつつ仕事。