早春

田山 花袋 完結 全1話 2,268字 約5分 2022年2月28日 更新

△ 風邪を惹いた床の中で『蜻蛉日記』を読む。学生時代にもよくひつくり返したものだが、今になつて読むと、いろいろなことがはつきりとわかつて面白い。何の事はない、それはその時分の心境小説だ。やれ源氏、やれ枕の草紙と言つて、普通はそれ以外に何もないやうに言つてゐるが、かういふ心境小説が…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「読売新聞 第一七二一四号」1925(大正14)年2月16日

底本: 定本 花袋全集 第二十四巻(臨川書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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