文鳥

夏目 漱石 完結 全1話 1.1万字 約21分 1999年5月12日 更新

十月早稲田に移る。伽藍のような書斎にただ一人、片づけた顔を頬杖で支えていると、三重吉が来て、鳥を御飼いなさいと云う。飼ってもいいと答えた。しかし念のためだから、何を飼うのかねと聞いたら、文鳥ですと云う返事であった。 文鳥は三重吉の小説に出て来るくらいだから奇麗な鳥に違なかろうと思…
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初出 — 「大阪朝日」1908(明治41)年6月

底本: 夏目漱石全集10(ちくま文庫、筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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