南画を描く話

中谷 宇吉郎 完結 全1話 1.2万字 約24分 2013年2月24日 更新

昨年の春から、自分では南画と称しているところの墨絵を描くことを始めた。 南画を描くなどというと、段々年をとると、油絵よりも墨絵の方が良くなるそうだねなどと冷かされることもある。しかし私の場合は、そういう趣味が枯れて来たなどという洒落れた話ではなく、もっと現実な理由があるのである。…
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初出 — 「中央公論」1941(昭和16)年7月1日

底本: 中谷宇吉郎随筆集(岩波文庫、岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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