雪を作る話

中谷 宇吉郎 完結 全1話 2,908字 約6分 2013年1月21日 更新

これは本当に天然に見られるあの美麗繊細極まる雪の結晶を実験室の中で人工で作る話である。零下三十度の低温室の中で、六華の雪の結晶を作って顕微鏡で覗き暮す生活は、残暑の苦熱に悩まされる人々には羨ましく思われることかも知れない。 雪の結晶の研究を始めたのはもう五年も前の話であるが、あり…
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初出 — 「東京朝日新聞」1936(昭和11)年9月17日、18日

底本: 中谷宇吉郎随筆集(岩波文庫、岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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