万葉集巻十六

正岡 子規 完結 全1話 3,936字 約8分 2005年6月30日 更新

萬葉集は歌集の王なり。其歌の眞摯に且つ高古なるは其特色にして、到底古今集以下の無趣味無趣向なる歌と比すべくもあらず。萬葉中の平凡なる歌といへども之を他の歌集に插めば自ら品格高くして光彩を發するを見る。しかも此集今に至りて千年、未だ曾て一人の之を崇尚する者あるを聞かず。眞淵の萬葉を…
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底本: 子規全集 第七卷 歌論 選歌(講談社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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