傍観者の言

岸田 国士 完結 全1話 2,066字 約4分 2005年10月12日 更新

傍観者の言 岸田國士 昔から、文芸上の論戦ほど、読んで面白く、考へると馬鹿々々しいものはない。 面白いのは、尤もらしいからである。しかし、両方とも尤もらしいのだから、喧嘩にもなにもならず、そのくせ大にやり合つてゐるつもりでゐるから、そこが馬鹿々々しいのである。殊に相手の云ふことに…
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初出 — 「文芸時代 第二巻第七号」1925(大正14)年7月1日

底本: 岸田國士全集20(岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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