ノベリズ
書いて、読む
宮沢 賢治 完結 全1話 3,710字 約7分 1999年1月31日 更新
そのとき私は大へんひどく疲れていてたしか風と草穂との底に倒れていたのだとおもいます。 その秋風の昏倒の中で私は私の錫いろの影法師にずいぶん馬鹿ていねいな別れの挨拶をやっていました。 そしてただひとり暗いこけももの敷物を踏んでツェラ高原をあるいて行きました。 こけももには赤い実もつ…
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底本: インドラの網(角川文庫、角川書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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