木彫ウソを作った時

高村 光太郎 完結 全1話 2,464字 約5分 2007年1月14日 更新

私は自分で生きものを飼う事が苦手のため、平常は犬一匹、小鳥一羽も飼っていないが、もともと鳥獣虫魚何にてもあれ、その美しさに心を打たれるので、街を歩いていると我知らず小鳥屋の前に足をとめる。母が生きていた頃だからもう十幾年か以前の事である。或る冬の日本郷肴町の小鳥屋の前に立って、そ…
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底本: 日本の名随筆2 鳥(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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