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斎藤 茂吉 完結 全1話 2,847字 約6分 2005年1月29日 更新
那智には勝浦から馬車に乗つて行つた。昇り口のところに著いたときに豪雨が降つて来たので、そこでしばらく休み、すつかり雨装束に準備して滝の方へ上つて行つた。滝は華厳よりも規模は小さいが、思つたよりも好かつた。石畳の道をのぼつて行くと僕は息切れがした。 さてこれから船見峠、大雲取を越え…
これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る
初出 — 「時事新報」1928(昭和3)年1月15日~17日
底本: 斎藤茂吉選集 第八巻(岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
この作品には別の底本もあります — 山の旅 大正・昭和篇(岩波文庫、岩波書店)
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