十五夜のお月様

村山 籌子 完結 全1話 1,044字 約2分 2011年3月28日 更新

大きい森のむかふから、ブルブルブルと小さい音が響いて来ました。木の上でねてゐた真黒な小人はそれを聞くと、とびおきて、青い着物をきて、赤い帽子をかぶつて音のする方へ飛んでゆきました。 「お月様、今晩は。ずゐ分早くおでかけですね。」と、小人が申しました。ブルブルと音をたててゐたのは赤…
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初出 — 「子供之友」婦人之友社、1925(大正14)年8月

底本: 日本児童文学大系 第二六巻(ほるぷ出版) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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