一緒に歩く亡霊

田中 貢太郎 完結 全1話 3,145字 約6分 2001年2月23日 更新

「老媼茶話」には奇怪な話が数多載っている。この話もその一つであるが、奥州の其処に甚六と云う百姓があった。著者はその人となりを放逸邪見類なき者也と云っている。兎に角冷酷無情の男であったらしい。 その甚六に一人の姉があった。その姉は早く夫に死なれて一人の女を伴れて孀ぐらしをしていたが…
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底本: 日本の怪談(河出文庫、河出書房新社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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