夜寒十句

正岡 子規 完結 全1話 820字 約2分 2003年9月19日 更新

虚子を猿楽町に訪ひて夜に入りて帰途に就く。小川町に出づるに男女竪にも横にも歩行きて我車ややもすれば人に行き当らんとする様なり。彼等の半は両側の夜店をあさり行くにぞある。考へて見れば今宵は五十稲荷の縁日なり。我昔こゝらにさまよひし頃は見んとも思はざりし夜店なれど、此頃は斯る事さへな…
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底本: 日本の名随筆72 夜(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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