結核症

斎藤 茂吉 完結 全1話 1,420字 約3分 2005年1月29日 更新

おなじ結核性の病で歿した近ごろの文学者でも、やはり行き方に違ふところがあるやうに思ふ。正岡子規とか国木田独歩とかを一つの型と看做せば、高山樗牛とか綱島梁川とかは又一つの型のやうに思はれる。 総じて結核性の病に罹ると神経が雋鋭になつて来て、健康な人の目に見えないところも見えて来る。…
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初出 — 「随筆」1926(大正15)年10月

底本: 斎藤茂吉選集 第八巻(岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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