人道の正体

丘 浅次郎 完結 全1話 8,473字 約17分 2017年1月9日 更新

世の中には便宜上つねに用いる語で、しかも便宜上、その意味を判然と定めずにおく語がいくらもある。人道なる語もその一つで、列国間にこの語を用いる場合のごときは、あまり深くその定義を穿鑿せぬほうが都合がよろしい。しかしながら一般に個人間に用いるときには、人道なる語は「多少の労力あるいは…
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初出 — 「中央公論」1906(明治39)年1月

底本: 進化と人生(上)(講談社学術文庫、講談社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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