種紙の青む頃

前田 夕暮 完結 全1話 1,464字 約3分 2014年11月23日 更新

私は学校から帰るや否や、包みをそこに放り出しておいて、勝手元に駈けあがり、板の間にお膳を持ち出して、おおきな茶碗をかかえるようにしながら、飯櫃から冷たい飯を手盛りにしては、湯をかけて、さらさらと流し込むのである。二杯ばかりはいつか知らぬまに胃袋のなかに流れ込んでいる。三杯目をさら…
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底本: 日本の名随筆17 春(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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