日高十勝の記憶

岩野 泡鳴 完結 全1話 3,644字 約7分 2005年9月10日 更新

オホナイの瀧 日高の海岸、樣似を進んで冬島を過ぎ、字山中のオホナイといふあたりに來ると、高い露骨な岩山が切迫してゐて、僅かに殘つた海岸よりほかに道がない。おほ岩を穿つたトンネルが多く、荷車、荷馬車などはとても通れない。人は僅かに岩と浪との間を行くのであつて、まごついてゐると、寄せ…
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底本: 現代紀行文学全集 北日本編(ほるぷ出版) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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