奪われてなるものか ――施療病院にて――

今野 大力 完結 全1話 590字 約1分 2014年6月9日 更新

君はおれの肩を叩いてきいてくれる 君は親しげなまざしでおれを見る おお君はいつもおれの同志 おれたちの力強い同志 しかしおれには今 君の呼びかけたらしい言葉がきこえない 君はどんなにかあの懐かしい声で 留置場からここへ帰って来たおれに 久方ぶりで語ってくれたであろうに おれには君…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「文学新聞」1932(昭和7)年7月15日

底本: 日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)(新日本出版社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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