ノベリズ
書いて、読む
室生 犀星 完結 全1話 2,159字 約4分 2013年7月29日 更新
まだそんなに親しい方ではなく、多分三度目くらいに訪ねた或日、芥川の書斎には先客があった。先客はどこかの雑誌の記者らしく、芥川に原稿の強要をしていたのだが、芥川は中央公論にも書かなければならないし、それにも未だ手を付けていないといって強固に断った。その断り方にはのぞみがなく、どうし…
これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る
初出 — 「図書」岩波書店、1954(昭和29)年11月
底本: エッセイの贈りもの 1(岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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