春の筑波山

大町 桂月 完結 全1話 3,744字 約7分 2008年9月30日 更新

追羽子をつくばの山に上らむと思ひたちしは、明治二十四年の夏、富士山にのぼりし時の事なるが、荏苒たる歳月、つくばねの名に負ひて、ひい、ふう、みい、よ、いつ、六歳を數へ來て、都は春の風吹き、山色翠を添ふる今日この頃、少閑を得て、遂に程に上る。 横山達三、澤田牛麿の二子、午前五時迄に來…
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底本: 桂月全集 第二卷 紀行一(興文社内桂月全集刊行會) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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