ノベリズ
書いて、読む
長谷川 時雨 完結 全1話 7,293字 約15分 2003年5月27日 更新
古屋島という名は昔の武者にでもありそうだし、明治維新後の顕官の姓名にもありそうだが、七兵衛さんというと大変心安だてにきこえる。葱を売りにくる人にも、肥とろやさんにも、薪屋さんにもありそうな名だ。この名を覚えているのは、あたしの家の書生さんだったから――というより、道十郎めっかちを…
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底本: 旧聞日本橋(岩波文庫、岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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