ノベリズ
書いて、読む
長谷川 時雨 完結 全1話 7,168字 約14分 2003年7月17日 更新
木魚の顔の老爺さんが、あの額の上に丁字髷をのせて、短い体に黒ちりめんの羽織を着て、大小をさしていた姿も滑稽であったろうが、そういうまた老妻さんも美事な出来栄の人物だった。顔は浜口首相より広く大きな面積をもち、身丈も偉大だった。 うどの大木という譬はあるが、若いころは知らず、この女…
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底本: 旧聞日本橋(岩波文庫、岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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