暫く黙せしめよ

岸田 国士 完結 全1話 522字 約1分 2005年3月31日 更新

暫く黙せしめよ 岸田國士 芝居のことについて、今、何も云ふ気にならぬ。根のひからびた樹木がある。枝をためて何にならう。 優れた戯曲がぼつぼつ眼にふれる。楽しいが、淋しい。時代は進みつゝあるに違ひない。来るべきものが来るまで私はもう待てない。 人が何かをしはじめようとすると、そんな…
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初出 — 「劇作 第五巻第四号」1936(昭和11)年4月1日

底本: 岸田國士全集23(岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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