78話 古事記 下つ卷 〔八田の若郎女〕
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天皇、八田の若郎女に戀ひたまひて、御歌を遣したまひき。その御歌、
八田の 一本菅は、
子持たず 立ちか荒れなむ。
あたら菅原一。。」は底本では「あたら菅原三三。」]
言をこそ 菅原と言はめ。
あたら清し女。 (歌謠番號六五)
ここに八田の若郎女、答へ歌よみしたまひしく、
八田の 一本菅は 獨居りとも。
天皇し よしと聞こさば 獨居りとも。 (歌謠番號六六)
かれ八田の若郎女の御名代として、八田部を定めたまひき。
一 惜しい菅原だ。