古事記 02 校註 古事記

78話 古事記 下つ卷 〔八田の若郎女〕

212字 約1分 2013年7月15日 公開

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 天皇、八田(やた)若郎女(わかいらつめ)に戀ひたまひて、御歌を遣したまひき。その御歌、

八田の 一本菅(ひともとすげ)は、

子持たず 立ちか荒れなむ。

あたら菅原(すがはら)一。。」は底本では「あたら菅原(すがはら)三三。」]

(こと)をこそ 菅原(すげはら)と言はめ。

あたら(すが)()。  (歌謠番號六五)

 ここに八田の若郎女、答へ歌よみしたまひしく、

八田の 一本菅は 獨居りとも。

天皇(おほきみ)し よしと聞こさば 獨居りとも。  (歌謠番號六六)

 かれ八田の若郎女の御名代として、八田部(やたべ)を定めたまひき。

一 惜しい菅原だ。

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