ノベリズ
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折口 信夫 完結 全1話 6,559字 約13分 2004年1月23日 更新
一 餓鬼 世の中は推し移つて、小栗とも、照手とも、耳にすることがなくなつた。子どもの頃は、道頓堀の芝居で、年に二三度は必見かけたのが、小栗物の絵看板であつた。ところの若い衆の祭文と言へば、きまつて「照手車引き近江八景」の段がかたられたものである。芝居では、幾種類とある小栗物のどれ…
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初出 — 「民族 第一巻第二号」1926(大正15)年1月
底本: 折口信夫全集 2(中央公論社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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