節操

国木田 独歩 完結 全1話 4,116字 約8分 2004年8月16日 更新

『房、奥様の出る時何とか言つたかい。』と佐山銀之助は茶の間に入ると直ぐ訊た。 『今日は講習会から後藤様へ一寸廻るから少し遅くなると被仰いました。』 『飯を食せろ!』と銀之助は忌々しさうに言つて、白布の覆けてある長方形の食卓の前にドツカと坐はつた。 女中の房は手早く燗瓶を銅壺に入れ…
最初から読む

これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「太陽」1907(明治40)年9月

底本: 明治の文学 第22巻 国木田独歩(筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

この読みやすさで、あなたの小説も

目次

最初から読む

この作品の更新のフィード この作品について知らせる

1冊にして持ち出す(EPUB) 印刷用の1枚

感想を書く この先には、まだ読んでいない話の中身が書かれていることがあります。