余程以前から先生に何か書いて見たい気はありましたけれども私の書いたものなんか御覧になるときつとまた、あの、「フン」と鼻の先で笑はれることだらうと思ひますと嫌気がさして書く気にはなれませんでした。けれども今度こそは書いて見ます。読んで頂かなくてもかまひません、私一人で書いて見ます。…
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初出 — 「青鞜 第四巻第六号」1914(大正3)年6月号
底本: 定本 伊藤野枝全集 第二巻 評論・随筆・書簡1――『青鞜』の時代(學藝書林)
※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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