佐橋甚五郎

森 鴎外 完結 全1話 6,306字 約13分 1999年10月1日 更新

豊太閤が朝鮮を攻めてから、朝鮮と日本との間には往来が全く絶えていたのに、宗対馬守義智が徳川家の旨を承けて肝いりをして、慶長九年の暮れに、松雲孫、文、金考舜という三人の僧が朝鮮から様子を見に来た。徳川家康は三人を紫野の大徳寺に泊まらせておいて、翌年の春秀忠といっしょに上洛した時に目…
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初出 — 「中央公論」1913(大正2)年4月

底本: 山椒大夫・高瀬舟・阿部一族(角川文庫、角川書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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