ノベリズ
書いて、読む
森 鴎外 完結 全1話 2,226字 約4分 1999年10月16日 更新
名を聞いて人を知らぬと云うことが随分ある。人ばかりではない。すべての物にある。 私は子供の時から本が好だと云われた。少年の読む雑誌もなければ、巌谷小波君のお伽話もない時代に生れたので、お祖母さまがおよめ入の時に持って来られたと云う百人一首やら、お祖父さまが義太夫を語られた時の記念…
これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る
初出 — 「番紅花 1巻1号」東雲堂書店、1914(大正3)年3月
底本: 新潮日本文学1 森鴎外集(新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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