雨の玉川心中 01 太宰治との愛と死のノート

32話 九月一日

218字 約1分 2017年6月19日 公開

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 剛ちゃんに逢う。今朝太宰さんのところへいって、いま帰るところだとか。随分血色もいいし、御元気でしたよ。もう一週間もすれば伺うんじゃないんですか、とのお答。とてもうれしかった。私は確かに胸のあたりが少し悪くなってきている。決行するまでは元気でいたい。

「さえら」「ダンボウ」に寄る。

「奥名さんの御主人亡くなられたんですって?」

 太宰さんが御話しなさった由。苦笑する。死にたいって言ってましたよ、とも。青酸カリは三分位で死んでしまうらしい。

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