47話 十一月二十三日
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あさ、お見送りしてから東京へ出る。
吉川さんと、久我さん宅へおよりする。
下着を、もう一枚着たせいか温かい。
亀島様から、御本のプレゼント、お心づかいを感謝。
八時頃かえってきてから、「斜陽」と「晩年」の印を押す。(二万)。四時間かかって出来上がる。二十五日に御持参なさる由なので、是非とも今日中にはと思って。それと、わたしも自分の体をこわしたかったので。
修治さんばかり病状が悪化するのでは、いや。