雨の玉川心中 01 太宰治との愛と死のノート

7話 五月六日

261字 約1分 2017年6月19日 公開

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 奥名さん、先生のお声には特長がある。千草には他に二人のお連れがあった。野原さんと戸石さん。この方は前にもお逢いしたことがあったので、御挨拶も親しい。No. 4の女だという意味かもしれないが、盛んに女の心理分析をはじめること/\。私も逃れようのない位。下手な言葉は使えないし、中々苦しかった。しかし、気持ちのいい人。先生はもったいぶって華族のおちぶれだと仰言ったけど。

 お酒、ビールとちゃんぽんに注がれて、強いられて飲む。余りいじめるので、最後に、塩水とお酒との混合したものをお飲みになったとき、やっと仕返しをしてあげた。

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