年の瀬の音

山本 周五郎 完結 全1話 2,251字 約5分 2018年12月31日 更新

年の瀬の音 山本周五郎 十二月になると一日一日に時を刻む音が聞えるようである。ほかの月にはこんなことはないし、そんな感じのすることがあっても、十二月のそれほど脅迫感はない。いまこの原稿を書いていながら、私は現実にその時を刻む音を聞きその音の速度の早さと威かく(嚇)とに身のちぢむの…
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初出 — 「朝日新聞」1958(昭和33)年12月31日

底本: 日本の名随筆20 冬(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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