玉川の草

泉 鏡花 完結 全1話 2,211字 約4分 2002年1月28日 更新

――これは、そゞろな秋のおもひでである。青葉の雨を聞きながら―― 露を其のまゝの女郎花、浅葱の優しい嫁菜の花、藤袴、また我亦紅、はよく伸び、よく茂り、慌てた蛙は、蒲の穂と間違へさうに、(我こそ)と咲いて居る。――添へて刈萱の濡れたのは、蓑にも織らず、折からの雨の姿である。中に、千…
最初から読む

これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

底本: 花の名随筆10 十月の花(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

この読みやすさで、あなたの小説も

目次

最初から読む

この作品の更新のフィード この作品について知らせる

1冊にして持ち出す(EPUB) 印刷用の1枚

感想を書く この先には、まだ読んでいない話の中身が書かれていることがあります。